謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のレジェンズの感想。
サブタイトル §
#45 泳いで 飛んで 回って・・・え?
-SPLASH, FLIT, TURN AND GO !-
あらすじ §
BBは、カムバックとリボーンを行うと、黒水晶レジェンズが普通のレジェンズに戻ることを発見し、ダークウィズカンパニー内で戻し続けます。
BBはグリードーに惚れてしまいます。
カネルドウィンドラゴンは、ガリオンやシュウ達に、自分がジャバウォックを倒し、この文明を破壊すると言います。シュウにもカムバックすることができません。
しかし、シュウの「ねずっちょが好きだ」という台詞でカネルドウィンドラゴンの装甲がはがれていきます。
ハルカは、母を助けるために、海を泳いで自由の女神に向かいます。しかし、なかなかたどり着けません。そこに、BBに救われたロックバードが自発的にやってきて、ハルカを背中に乗せて飛び、自由の女神の手にある巨大タリスポッドを攻撃します。
CEOは、黒水晶レジェンズにそれを攻撃させ戦いが発生します。
グリードーはカネルドウィンドラゴンの態度を怒って殴ります。
カネルドウィンドラゴンは手に何かの光を宿します。
感想 §
いくつも泣けるシーンがあって最高ですね。
まず、いちばん良いのは、ロックバードです。BBに救われて、できることをやれと言われて自発的にハルカを助けに入ります。そう、これは自発的に行われた出来事なのです。ごちゃごちゃと理屈をこねたりせず、助けを求められてもいないのに、ハルカを手助けしに行きます。そして無言で助けの手を差し伸べます。
これが特に素晴らしいのは、遠く離れた位置でおそらくは相互に相手のことも知らずに必死に頑張っているBBの行動とハルカの行動に関連が生まれたことです。つまり、展開が立体的な広がりを見せてくれます。まさに、ただ者ではない構成力、演出力ですね。
もう1つ泣けるのは、自信たっぷりの態度を取っているカネルドウィンドラゴンであるのに、シュウから「ねずっちょが好きだ」と言われると装甲がはがれ落ちていくシーンです。まるで、自分に嘘を付くための心の装甲が崩壊していくような描写です。
更に秀逸なのは、シリアルドラマが続いている中、Bパート冒頭でいきなり入る「グリードーくんのリクエストアワー」。しかも、訳の分からないレジェンズクラブの歌をもう1回流すという驚きの選択。このセンスもただ者ではありませんね。シリアスドラマをシリアスで押しまくるだけ、というのは、実は見ている側の感覚を麻痺させるだけです。こういう緩急の付け方が可能であるセンスは見事です。
今回の名台詞 §
グリードー「やるじゃねぇか」
格好良いぞ、グリードー。BBまで惚れてしまうぐらいです。